伊達政宗の魅力2

ゆんぴょう

2012年03月07日 22:32

一、幼少時に天然痘になり、右目を失い、母親からの愛情も失い(母親は次男を可愛がっていた)毒殺までされる逆境のなかで仙台藩主となった「努力の人」だと思うから。

二、幕府を開き、国家を安泰に導いた家康ですら恐れた「才能」ですね。武将としてだけでなく藩主としても高い素質を持っていました。家康や秀吉との対応を間違えると、
とり潰しになろうかというピンチも幾度となく切り抜けています。

三、遅く生まれたこと、これも魅力の一つでしょう。もし伊達政宗がもうちょっと早く生まれていれば天下取っていたかも歴史好きなら誰もが考える想像のひとつだと思います。
不遇な面を持つ実力者は何故か魅力があります。

以上が理由ですね。余談ですが「伊達者」という言葉は正宗から生まれた言葉だそうです。朝鮮出兵時、あえて派手な戦装束を着ることで、
前線への投入を回避し、自軍の被害を抑えたという逸話もあるくらい頭の回る人で、納豆や凍り豆腐などが同時期の仙台で生まれたのも正宗が料理好きでいろいろな
料理を試行錯誤したからだとも言われています。